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ただのオタクです

断捨離の話

断捨離の話 相変わらず夏が夏というだけで非常にしんどいですが これは私自身の仕様みたいなものなのかなと最近思います。

毎回備えを万全にしているのに出て来る何かしらの不調はすべて夏のせいにしたらいい、と考える。

受け入れられないものを変える力はまだなくても、変えられないものを受け入れる力ぐらいはつけたいものです。

今回はなんとなく断捨離のことを考えました。 なんでまた急に…というのは後述するとして。

幼少期の私はとにかくものを無くすことにかけては天才で 家ではしょっちゅう〇〇がない!と騒いでいました。

学校で使う鍵盤ハーモニカとたまごっち的なゲーム機を無くした時は怪奇現象でも起きたのかと思った。

この二つはどこへ行ったのかわからず仕舞いです。 親から無くした、ってことはそんな大事じゃなかったんだに!と言われてそんなことない!と泣いたことも何度もありました。

大人になってこのことを冷静に考えてみるとどういう内情でこんなことが頻発していたのかわかります。

単純に不注意なのもあったんでしょうけど、自分のキャパを超えた量を持っていたせい。

大事じゃないわけではない。なんなら後生大事に抱えてますけど…ぐらい大層なものも確かにあった。

でも子どもだし経験不足で何が大事で何がそうでないかの精査も甘い。

結果的に大事なもの認定/欲しいもの認定がゆるゆるで、1つ1つに意識が行き届かずまばらなせいで 無くなったことに長いこと気づかずそのまま行方不明…というパターン。

今ならスマホが無くなったら秒で気付きますけど、化粧ポーチの中の色付きリップが無くなったところで果たして私は同じ感度でしょうか? 多分1日ぐらいなら気づかないと思う。

無くなったことに気づくのに時間が経てば経つほど見つけるのが困難になる。 ということをここ数年かけて徐々に気づきまして、使わないものは持たない!を徹底したところ紛失物が激減しました。

百均の使い捨てのヘアゴムすら無くさないっていう。

こんな単純なことだったんだ。

 

私の場合、いつか使うかも…って取っておいたものを使ういつかは来ないし、捨てて後悔したものもないし、必要になったらまた買えばいいし…って思い切って手放したものを再購入したことってないかも。

漫画とか円盤は現物を持っていることで安心感はあるんですけど、その安心感にかまけてるだけで再度読んだり見たりもしないみたいです。

私は所有するということに関しては私が思っているより薄情で冷たい人間でした。

こんなことを言ってしまうと所有に関してのみならず他者からアイツは薄情だ!とか言われて危害を加えられるかも…みたいな謎な危機感があって認めたくなかったんです。

でもこれってあくまで自分に対する自分の認知の話なので、他者が私をどういう性格と認知するかなんてわからないんですよね。だからわざわざ私は薄情で冷たい人間だよ~なんてアピールせんでもいいわけで。

なんか、そんなもんなんだなって。

いらんところに労力を割くと本当に大切なところや割きたいところに労力が回らず不都合が出て来る。 自分で自分のキャパを図り間違えないことって大事。

 

なんでこんなことを考えたかというと 現在車の買い替えを検討しておりまして、 目星をつけている車は今より格段に車内が狭く収納スペースなんてほぼゼロなんですよね。

公式サイトのインテリアの詳細項目にドリンクホルダーが2つもあるよ!なんて誇らしげに書いてる。

某主流ハイブリットカーなんてドリンクホルダー無限についとるぞ…熱中症対策は完璧だね!

グラサンと車検証入れるスペースはギリギリあるみたいですが他には何も入らないんじゃないかな?

本当に私の体ひとつしか運んでくれないであろう小さな車なんです。

だけどそういうところが今の自分に合っているような気がして欲しいなー!と思っています。

今の車も好きだけどね。

もともと車の中に余計な装飾は置かないのですが、後部座席には箱ティッシュの予備と大量のエコバックが散乱しているので… 今まで自分の部屋の中の物量調整は出来ていたけど車内って手つかずだったかも。

エコバックなんてナンボあってもいいですからねとは思うのですがせめて収集つく量に収めたいし、言うほど車の中でティッシュも使わない。

でもウェットティッシュは何かと使う。

なのにウェットティッシュの予備は車に乗っていない。

…ほらコレこういうところやで。

エコバックはノベルティとかで貰ったりして何かと増えがちだけど捨てる機会って意外とないですね。

穴が開くようなものでもないし。捨て時という基準を決めないままだと物は増える。

今までエコバックには何の拘りもなかったけど、せめてデザインが好きじゃないものは手放そうかなーとか。 こういう細かい部分をテコ入れしつつ心身ともに快適に生活していきたいです。

車は実際に買い替えるかどうかはわからないけど、こういうことを考えるいい機会になってよかったです。